10月20日から21日にかけて
浜松市の２つの会社にベンチマーク訪問いたしました。
１日目は沢根スプリング株式会社さん、
２日目は株式会社長坂養蜂場さんで
２社とも「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の
受賞歴のある会社です。
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１日目、沢根スプリング株式会社さんは
2014年度「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で
中小企業庁長官賞を受賞された会社です。
今年３月まで２代目社長として会社を経営してこられた
沢根孝佳会長より
『楽しみ方改革』の神髄に迫るお話をいただきました。
お話の中にあった「非効率の勧め」はとても納得性が高く、
また「長期的な視点でブレずにやり続ける」ことを
沢根スプリングさんらしく時間をかけて実践してこられたことには
参加者一同、感嘆しきりでした。
工場見学では
実際に１個や２個などの微小ロットで製造されていることや
従業員さんたちが話し合いながら問題解決に向かわれている姿を
目の当たりにいたしました。
ピカピカに磨かれた鏡をはじめ
環境整備の行き届いた工場のすっきりした姿も
とても印象的でした。
宿泊ホテルへ向かうバスの中で
さっそく振り返り会を実施したところ、
「人材育成に関連する非効率の勧めとは裏腹に
“世界最速工場”を実現させるためのシステム投資や仕組み構築などに関しては
妥協せず取り組んでいらっしゃる点が印象的だった」
といった声が多く聞かれました。
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2日目は、株式会社長坂養蜂場さまの見学です。
ですが、まずはその前日、ホテルでの懇親会に長坂社長も飛び入り参加されました。
ざっくばらんな雰囲気の中、明日の見学会を前にこれまでの経緯等について
お話をうかがうことができ、とても有意義な時間となりました。
翌日、見学会当日は、長坂社長による社内の取り組みに関する説明から
スタートしました。「ぬくもりの日」や「ぬくもりストーリー」など、
経営理念「ぬくもりある会社をつくりましょう」を浸透させるために
様々な取り組みをされています。こうした数々の取り組みが、
ぶれない組織をつくっていることを改めて痛感しました。
その後、掃除の見学、「ぬくもり朝礼」の見学、そして社内見学と続きました。
いずれも自ら主体的に動き、キラキラ輝いている
ぶんぶんファミリー（長坂養蜂場のスタッフさん）の姿がとても印象的でした。
社内見学では、各部門で「ぬくもり」をどのように提供するか？について
それぞれ工夫されている様子がエピソードなどから伝わってきました。
最後に今回の見学のメインイベントとなるグループワークを行いました。
テーマは、「ぶんぶんファミリーはなぜ幸せに働いているのか？その本質を探る！」
各グループにはぶんぶんファミリーにもお一人ずつ入っていただき、
グループごとにヒアリングをしながら本質を探っていきます。
ぶんぶんファミリーの皆さん、一人ひとりの考えや多くのエピソードなどを
個々にうかがうことができ、刺激の多いとても有意義な時間になりました。
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見学終了後はバスで浜松駅まで移動し、会議室にて参加者同士振り返りを行いました。
とても有意義な二日間。参加者からは多くの気づきや「明日から実践したいこと」が挙がりました。