9月17日、道頓堀ホテルにて同ホテルの橋本明元専務にご講演いただきました。
道頓堀ホテルには、
「日本と世界の架け橋になる」という使命感の元に集まったスタッフがたくさんいらっしゃいます。
その使命感を果たすべく、世界中からお越しのお客様の「あったらいいな」を形にし、
サービスとして提供されてきました。
ホテル観光業はコロナ禍で大打撃を受けた業界の一つ。
中でも道頓堀ホテルは訪日外国人客向けに特化した業態でしたので
客足はぱったり途絶え、壊滅的な状況となりました。
このような不測の事態に陥ったとき、あなたはどのようにその事象を捉えますか?
道頓堀ホテルでは、
コロナの「せい」ではなく、
コロナの「おかげ」と捉えるよう、切り替えられました。
「今だからできること」に取り組もうと考え、生まれたのが「4つの柱」です。
1.攻めの姿勢を忘れない
2.将来を見据えた行動
3.社内研修の実施
4.地域貢献活動
「明けない夜はない」と、未来への希望を胸にスタッフ一丸となり、
コロナの「おかげ」で「今できること」を日々進めておられます。
攻めの姿勢でお客様が居ない間に改装し、
サービスの陳腐化を防ぐべく新たなサービスのアイデアを出し、
日頃できない研修にスタッフを参加させ、
日頃からお世話になっている周囲の地域のために体を動かす・・
今を嘆くのではなく、「未来」のために今できること、
今しか出来ないことに力を注いでおられます。
今後もどのような不測の事態が発生するか分かりません。
危機に瀕しても強いのは、
組織が一丸となり、「明けない夜はない」と未来を見据えた行動ができる、
こんな企業ではないかと思いました。
道頓堀ホテル 専務取締役 橋本明元さま、
大阪逸の彩ホテル アシスタントマネージャー 金 宏さま
ほか、スタッフの皆さま、
緊急事態宣言中、様々な制限のある中、
大変有意義なお時間をありがとうございました。